茉莉銀針
*不発酵 *ジャスミンの華やかな香り
*さっぱりした味わい *ほのかな甘さ
 福建省の茶区が産地で、早春に摘まれた白いお茶の芯芽である銀針で、まずは緑茶を作ります。そして、ふんだんにジャスミンの花をつかって、何度も何度も香りを移して仕上げます。出来上がったお茶はまるで針のように細く産毛に覆われており、ジャスミンの濃厚な香りが漂います。淡い緑色のお茶で、口当たりが爽やかです。このお茶を頂くだけで、文人雅士が吟詠するかのように優雅な気分に浸れます。
霧園金萱
*軽発酵 *ほんのりミルクの香り
*まろやかな甘味
 阿里山の金萱茶は、1981年に命名された新しい品種のお茶です。主な産茶エリアは、海抜約1200メートルの龍美、隙頂一帯に広がる茶園です。半球型に作られた金萱茶葉は、寒暖な気候で朝晩は霧に覆われ、日照の平均時間が短いところで育つため、まろやかな甘味とほんのりミルクの香りがします。また、何度でも淹れることが出来ます。
高山低語
*軽発酵 *優雅な花の香り *まろやかな甘味
*後口が甘い
 杉林渓の高山茶は、海抜1800メートルの高地茶園で採れるお茶で、南投縣竹山鎮大鞍茶園は年中霧に覆われ、涼しく爽やかな気候です。海抜が高く、昼夜の温度差が激しいため、茶葉は軟らかくしっかりとした厚みがあり、全体的に艶があります。お茶の色は輝くような美しい金色です。優雅でほんのりとした香り、まろやかな甘味、蘇る活力。しっとりとした潤いを喉に与え、山と風が奏でる自然の恵みのような香りが漂います。
美人微醺(ブランデー付き)
*重発酵 *天然蜜香/完熟果実の香り
*しっとり温かい口当たり *後口が甘い
 東方美人、又は白毫烏龍、膨風茶と呼ばれ、芽芯に生えている白い産毛の量が多ければ多いほど高級であることが由来となっています。お茶は琥珀色で、まろやかな味わいです。最大の特徴である極め細かい天然の蜜の香りは(完熟果実の香りとも言われている)、19世紀末のイギリス王室や貴族の間で人気を誇った世界最高級のダージリンティーと並ぶことから、「東方美人」という美しい名前が付けられました。お茶に一、二滴の「ブランデー」を加えると風味が増し、まるでシャンパンのようで、欧米の方々に大変好まれています。
凍頂陶然
*中発酵 *米の香り/完熟果実の香り
*しっとりまろやか *後口が甘い
 清朝時代の咸豐年間に、国家試験を受けに福建省へ渡った南投出身の林鳳池という人が、武夷山から烏龍茶の苗を故郷鹿谷に持ち帰り、凍頂山麓、麒麟潭付近に植えたことがはじまりです。茶葉の形が龍に似ており、鳥のような黒い色のため、「凍頂烏龍茶」と呼ばれました。このお茶は、品評会受賞の常連である茶農によって丹精に焙煎されており、発酵度が中位のお茶です。茶葉は湾曲した形状で、お茶の色は金色です。濃厚な香りと、滑らかなしっとりした口当たりで、しっくりとくるお味に思わずうっとりしてしまいます。
蘭韻観音
*重発酵 *蘭の花の香り/完熟果実の香り
*たくましい岩の味 *後口が甘い
 「香ばしい味と美しい色、鉄のようにどっしりとして、まるで観音様のように静寂だ」と、このお茶は形容されます。独特な観音韻と呼ばれる甘く華やかな香りと、蘭の花の香りは、烏龍茶の中の極上品といわれています。台湾木柵正叢鉄観音は、伝統的な半球型烏龍に作られており、丹念に時間をかけて幾度となく焙煎して仕上げます。お茶の色は明るい琥珀色で、強い香りと濃厚な味が喉を潤します。また、心地よい酸味があるのが「官韻」スタイルの特徴です。コレステロールを減らし、頭をすっきり爽快に、口の中はいつまでも美味が広がり、健康維持に最良の天然飲料です。
水月普洱
*中発酵 *梅の味と樟の香
*滑らかな口当たり *後口が甘い
 元々は、孟海茶場の茶職人が厳密に製作した7572という伝統的な餅茶を使い、高温蒸圧処理仕上げをし、大きくふくよかな円盤状に固めてあり、淹れたお茶の色は棗のような赤色をしており、まろやかで胃にも優しいお茶です。しっかりとした口当たりで、喉を暖かく潤します。棗の香りと、樟の香りの余韻があり、しっとりした甘さが残ります。光栄にも現在では「定評のあるプーアル熟餅茶の品質標準」となっています!本品を濃いめに淹れて頂くと、すっきりと油を流し、疲労解消、酔い覚ましに効果的です。また、薄めに頂くと滋養強壮に効きます。
80’京華棗香
*全発酵 *棗の香 *濃厚な口当たり
*後口が甘い
 皇帝への献上野生茶で、産地は雲南省です。貢のお茶には「プーアル茶の名は天下に伝わり、その味は最も濃厚だが、都ではとても大事にされている」と書かれていました。皇帝に献上するような野生茶を見てみると、それはもう大葉散茶の中でも一級品です!このお茶は棗の香がきつく、舌にからまるような濃厚な味わいで、しっとりさっぱりとします。「紅楼夢」で宝玉がプーアル茶を蒸らして飲んだことと比べると、比べ物にならないくらい楽しんで頂けます。
90’宮廷女児
*全発酵 *淡い蓮の香 *濃厚な口当たり
*後口が甘い
 孟海茶場の白針金蓮は、俗に言う“宮廷女児茶”で、今を代表する傑出したプーアル散茶です。この茶菁(摘みたての新鮮な茶葉)の色は金色の芽芯がついた、青っぽい茶葉で、薄い白い産毛に覆われています。匂ってみると淡い蓮の香がして、二~三分ほどの軽い熟成度に仕上げています。特級の芽芯精製で、乾倉に貯蔵しているため、淹れたお茶の色は明るい赤色です。濃厚な口当たりと、しっとりした甘味があり、喉越しが絶妙なお茶です。
80’同慶言歓
*重発酵 *梅の味と樟の香
*濃厚で滑らかな口当たり *後口が甘い
 同慶号は今から272年の歴史を有し、始まりは雲南易武茶区創建の茶号として誕生しました。易武茶区は、雲南省の西双版納自治州内の孟臘県内に位置し、お茶栽培で有名な六つの山のうち、五つはこの地にあり、茶馬古道の中継点となっています。また、台湾や香港などでは、年代物のプーアル茶「同慶号」の価格が高騰しています。保存状態の良い80年代の同慶散茶は、お茶の色が明るい深紅で、お茶の底は褐色で樟の香がします。濃厚で滑らかな口当たりで、何度でも淹れることが出来、さっぱりとした味わいです。


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